「35歳なんて、男として一番脂が乗っている時期だ。結婚なんていつでもできる」
そう余裕を感じている一方で、同年代の友人が次々と家庭を持ち始め、漠然とした不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、35歳独身男性は結婚に対して焦るべきなのでしょうか。それとも、世間が煽りすぎているだけなのでしょうか。
この記事では、国勢調査や人口動態統計などの客観的なデータをもとに、35歳男性の「婚活市場における現在地」を徹底検証します。感情論抜きで、あなたの未来をシミュレーションしてみましょう。
【データ検証1】35歳男性の未婚率は約38.5%
まずは、同年代の男性がどれくらい独身でいるのか、その割合を見てみましょう。総務省の「令和2年国勢調査」によると、男性の年齢別未婚率は以下のようになっています。
| 30〜34歳 | 51.8% |
|---|---|
| 35〜39歳 | 38.5% |
30代前半までは2人に1人が独身でしたが、35歳を超えると未婚率は4割を切ります。
この数字から分かるのは、「35歳独身は決して珍しい存在ではないが、すでにマイノリティ(少数派)になり始めている」という事実です。
「周りもまだ独身だから」という安心感は、実は34歳まで通用する理屈であり、35歳を境に周囲の環境は一気に「既婚者中心」へとシフトしていきます。
【データ検証2】35歳男性が5年以内に結婚できる確率は約20%
次に、最も残酷かつ重要なデータを見ていきます。「現在35歳の未婚男性が、5年後の40歳までに結婚できる確率」は約20%前後です。
5人に1人しか結婚できないという現実は、多くの男性にとって衝撃的な数字かもしれません。
しかし、これは「結婚できない」のではなく、「生活スタイルを変えずに自然な出会いを待っているだけでは結婚できない」ことを意味しています。
35歳からの5年間を今まで通りに過ごしてしまうと、約80%の確率で独身のまま40代に突入します。そして40代以降、この確率はさらに一桁台へと激減します。つまり、35歳は「現状維持=独身確定」となる最後の分岐点なのです。
【データ検証3】平均初婚年齢「31.1歳」とのギャップ
厚生労働省のデータ(令和4年)によると、男性の平均初婚年齢は31.1歳です。
35歳という年齢は、すでに平均より4歳ほど年上です。これが婚活市場においてどのような不利をもたらすのか、冷静に考える必要があります。
多くの35歳男性は、結婚相手として「20代後半から30代前半の女性」を希望する傾向があります。
しかし、そのターゲット層の女性と同年代の男性(ライバル)は、まさに平均初婚年齢である30歳前後の男性たちです。
35歳男性が彼らに勝つためには、「若さ」以外の明確な武器(経済力、包容力、決断力など)を提示できなければ、選ばれることはありません。「同年代だから話が合うはず」という認識は捨て、「年上の男性として何を提供できるか」を考える必要があります。
検証結果:35歳は「焦るべき」だが勝算は十分にある
ここまでのデータを総合すると、結論は以下のようになります。
「35歳独身男性は、今すぐに結婚に向けて焦るべきである」
しかし、これは「もう手遅れだから諦めろ」という意味ではありません。むしろ逆です。35歳は、戦略的に動けば十分に結婚できる「ラストチャンス」の時期だからこそ、のんびりしていてはいけないのです。
ただ不安に思うだけでは意味がありません。データが示す「20%の結婚できる枠」に入るために、以下のような具体的な行動を起こしましょう。
- 出会いの質を変える: 合コンやマッチングアプリの「遊び目的」の層から離れ、結婚相談所など「結婚願望がある女性」しかいない場所へ移動する。
- 清潔感をアップデートする: 35歳特有の「おじさん化」を防ぐため、肌、髪、体型のケアに投資する。
- 条件を見直す: 「20代女性」だけに固執せず、同年代の女性も視野に入れることで、成婚率は飛躍的に高まる。
まとめ
35歳独身男性にとって、時間は最も貴重な資産です。
データは厳しい現実を示していますが、それは「何もしなかった場合」の未来予測に過ぎません。今日から意識を変え、行動を起こした人だけが、5年後に「あの時焦って動き出してよかった」と笑える未来を手にすることができます。
まずは自分の市場価値を正しく理解し、最初の一歩を踏み出してみてください。
※記事内の統計データについて
本記事で紹介している未婚率や平均初婚年齢のデータは、以下の公的機関の最新調査に基づいています。

結びメディア編集部は、結婚相談所やマッチングアプリを中心に、出会いと結婚に関する情報を調査・整理する編集チームです。結婚相談所・マッチングアプリ、キャリア支援の専門家が情報の精査を行っています。迷いや不安が生まれやすい分野だからこそ、自分に合う道を選択するための指針になることを目指しています。






2015年の30-34歳未婚率(約47%)- 2020年の35-39歳未婚率(約38.5%) = 5年間で結婚した割合(約8.5%)
これを当時の未婚者ベースで割ると、約18〜20%程度が「結婚して既婚者グループに移行した」と類推できる