「結婚相談所を探し始めたけれど、『IBJ』や『TMS』って何?」「どっちの連盟に入っている相談所が良いの?」
真剣に結婚を考えているからこそ、出会いの母数や質は気になるもの。実は、結婚相談所選びにおいて「どの連盟(プラットフォーム)に加盟しているか」は、出会える相手の人数やタイプを左右する重要な要素です。
結論から言うと、会員数だけで言えばIBJが業界最大手ですが、TMSも「スクラム」という仕組みでそれに匹敵する紹介数を誇ります。
この記事では、結婚相談所業界の2大巨頭であるTMS(全国結婚相談事業者連盟)とIBJ(日本結婚相談所連盟)の違いを、会員数、システム、サポート体制の観点から徹底比較します。
【比較表】TMSとIBJの違いが一目でわかる一覧
まずは、両者の基本データを比較してみましょう。
| 項目 | IBJ(日本結婚相談所連盟) | TMS(全国結婚相談事業者連盟) |
|---|---|---|
| 概要 | 業界唯一の東証プライム上場企業が運営。圧倒的なブランド力。 | 老舗連盟。「スクラム」により他連盟とも連携し会員を共有。 |
| 会員数 | 約94,000名(単独最大) | 約87,000名(スクラム利用時) ※提携含む |
| システムの使いやすさ | 専用アプリが非常に優秀。UI/UXが高く評価されている。 | ブラウザベースだが機能は充実。AIマッチングなどに強み。 |
| 加盟店数 | 約4,400社 | 約1,800社(提携含む) |
| 成婚の定義 | 婚約(プロポーズ成功) | 婚約(プロポーズ成功) |
| 特徴 | ルールが厳格で統一されている。仲人の質を担保する研修が豊富。 | 柔軟性がある。「成婚メソッド」に基づくセミナー等が充実。 |
※2024年〜2025年時点の公表数値を参照(TMSは提携先を含む総紹介可能数)
IBJ(日本結婚相談所連盟)の強みと特徴
IBJは、自社で直営店(IBJメンバーズ)も持ちつつ、全国の加盟店を束ねる業界のガリバー的存在です。
1. 単独での会員数が業界No.1
IBJの最大の特徴は、連携なしの単独組織として約9万人以上の会員を抱えている点です。会員の質も高く、年収や学歴などの証明書提出が徹底されているため、安心して活動できます。
2. アプリ(IBJS)が使いやすい
ユーザー目線で最も大きな違いは「検索システム」です。IBJのアプリは非常に直感的で、条件検索や「みんなのフォト(インスタグラム風の投稿)」機能など、楽しみながら相手を探せる工夫が凝らされています。
3. ルールが厳格でトラブルが少ない
お見合いのキャンセル料や、交際期間のルール(原則3ヶ月)などが厳格に定められています。これは「なんとなくダラダラ交際する」ことを防ぎ、成婚までのスピードを早める効果があります。
TMS(全国結婚相談事業者連盟)の強みと特徴
TMSは、旧・日本成婚ネットなどを母体に持つ、成婚重視の老舗連盟です。近年、急速に勢力を拡大しています。
1. 「TMSスクラム」による広域な出会い
TMS単体の会員数はIBJに及びませんが、「TMSスクラム」というデータ連携システムを持っています。これにより、NNR(日本仲人連盟)やパートナーエージェントなど、他の有力組織の会員ともお見合いが可能です。実質的な出会いの数はIBJに肉薄しています。
2. 成婚メソッドと教育体制
TMSは「成婚」に非常にこだわっています。仲人向けの研修はもちろん、会員向けの婚活セミナーや、「AIマッチング」などの技術導入にも積極的です。データに基づいた婚活支援が強みです。
3. 地方や地域密着店に強い傾向
歴史ある連盟のため、地方の有力な老舗相談所が多く加盟しています。首都圏だけでなく、地方婚活においてはIBJよりもTMS(および提携先)の方が会員が多いエリアも存在します。
結局、ユーザーにとってはどちらが良いの?
IBJがおすすめな人
- アプリの操作性を重視したい人(スマホでサクサク探したい)
- 首都圏・大都市に住んでいる人
- 会員ステータス(高年収・高学歴層)の「キラキラ感」を重視したい人
TMSがおすすめな人
- IBJ以外の会員層とも出会いたい人(IBJでうまくいかなかった人など)
- 地方在住で、地元の会員を探したい人
- AIマッチングやセミナーなど、システム以外のサポートも活用したい人
【重要】実は「両方使える」相談所が最強説
ここまで比較してきましたが、実は「IBJかTMSか、どちらか一つを選ばなければならない」わけではありません。
結婚相談所の中には、IBJとTMSの両方に加盟している「ダブル加盟(またはマルチ加盟)」の相談所が存在します。
ダブル加盟のメリット
- 出会いの数が倍増する:単純計算で約18万人近いプールから相手を探せます。
- 重複会員が意外と少ない:IBJにしかいない人、TMS(スクラム)にしかいない人がそれぞれ存在するため、取りこぼしがありません。
もし予算が許すのであれば、両方のシステムを使える結婚相談所を選ぶのが、短期成婚への近道と言えるでしょう。
まとめ:システムも大事だが「誰と婚活するか」が一番大事
IBJとTMS、どちらも素晴らしいシステムと会員基盤を持っています。
- IBJ:圧倒的ブランドと使いやすいアプリ
- TMS:スクラム連携による広範なネットワークと成婚メソッド
しかし、最終的に成婚できるかどうかは、「担当してくれるカウンセラー(仲人)との相性」で決まります。システムはあくまでツールです。無料相談に行き、「この連盟のシステムを使いながら、あなたがどうサポートしてくれるのか」を確認して、信頼できる相談所を選びましょう。

MUSUBI MEDIA編集部は、結婚相談所やマッチングアプリを中心に、出会いと結婚に関する情報を調査・整理する編集チームです。結婚相談所・マッチングアプリ、キャリア支援の専門家が情報の精査を行っています。迷いや不安が生まれやすい分野だからこそ、自分に合う道を選択するための指針になることを目指しています。





