現在稼働している主要な結婚相談所は、全国で約4,000社以上です(IBJ加盟数)あります。ただし、2008年の経済産業省「ガイドライン」の時点で事業者数は約3,700~3,900社であると示されていました。個人や副業を含めた潜在的な総数は約10,000社規模と推計されます。
多くの結婚相談所からどれを選べば良いか悩みますが、結論としておすすめは下記の2社です。
業界最大手の会員数と成婚実績
→「IBJメンバーズ」
プロの仲人によるハンドメイドな紹介
→「サンマリエ」
この記事では、現在主流となっている結婚相談所を3つのタイプに分類して徹底比較し、それぞれの特徴やメリット、そして後悔しないための選び方のポイントを余すことなく解説します。あなたにぴったりの相談所を見つけ、理想の結婚への最短ルートを走り出しましょう。
結婚相談所は「サポート」と「スタイル」で選ぶ!3つのタイプを解説
結婚相談所と一口に言っても、そのサービス内容は千差万別です。大きく分けると「仲人型・ハイブリッド型」「データマッチング型」「オンライン完結型」の3つに分類され、それぞれサポートの手厚さや費用、活動スタイルが全く異なります。自分に合わないタイプを選んでしまうと、「思っていたサポートが受けられない」「逆に干渉されすぎて疲れる」といったミスマッチが起きてしまいます。まずはこの3つの違いを正しく理解することが、婚活成功の第一歩です。
仲人型・ハイブリッド型(手厚いサポート・実績重視)

「仲人型」や、最新のシステムと人の手を組み合わせた「ハイブリッド型」は、会員一人ひとりに専任のカウンセラー(仲人)がつき、活動を二人三脚でサポートしてくれるのが最大の特徴です。お見合いのセッティングから、交際中のデートプランの相談、プロポーズのタイミングまで、プロが親身になってアドバイスをくれます。恋愛経験に自信がない方や、第三者の客観的な意見を聞きながら着実に進めたい方にとって、最も成婚率が高い選択肢と言えます。手厚い分、費用は高めに設定されていますが、時間を無駄にしたくない本気層には最適です。
データマッチング型(会員数重視・マイペース)
「データマッチング型」は、自分のプロフィールや希望条件をシステムに登録し、条件が合う相手をコンピュータが紹介してくれる、あるいは自分で検索して申し込むスタイルです。仲人型のような手取り足取りのサポートは控えめですが、その分、自分のペースで自由に活動できるのがメリットです。ある程度恋愛経験があり、自分から積極的にアプローチできる方や、誰かに指示されるよりも自分でどんどん会っていきたい方に向いています。大手企業が運営していることが多く、会員数の多さやネットワークの広さも魅力の一つです。
オンライン完結型(コスパ重視・手軽さ)
「オンライン完結型」は、店舗を持たず、入会手続きからお相手探し、コンタクトまで全てスマートフォンやPCで行う新しいスタイルです。最大のアドバンテージは、店舗運営費がかからない分、圧倒的に費用が安いことです。マッチングアプリのような手軽さで始められつつ、独身証明書の提出が必須であるため、アプリよりも安全性・真剣度が高い環境が整っています。仕事が忙しく来店する時間がない方や、まずはコストを抑えて結婚相談所というものを試してみたい方におすすめです。
【仲人型・ハイブリッド型】本気で結婚したい人におすすめの相談所
「1年以内の結婚」という明確な目標を持ち、プロのサポートを最大限に活用したい方には、仲人型やハイブリッド型の相談所が最適です。ここでは、業界を牽引する実績と信頼を兼ね備えた、代表的な3社をご紹介します。それぞれのサポート方針に特徴があるため、自分の価値観に近いものを選びましょう。
IBJメンバーズ:業界最大手の会員数と成婚実績
東証プライム上場企業である株式会社IBJが直営する、業界唯一の結婚相談所です。最大の特徴は、IBJが持つ約9万人の会員ネットワークをフル活用できる出会いの母数の多さと、非常に厳しい入会審査を通過した会員の質の高さです。最新の検索システムで効率的に相手を探せる利便性と、専任カウンセラーによる対面でのきめ細やかなサポートを融合させた「ハイブリッド型」の完成形と言えます。国家公務員や上場企業勤務などのハイスペックな会員が多く、料金は高価格帯ですが、それに見合うだけの圧倒的な成婚実績とブランド力を誇ります。
サンマリエ:プロの仲人によるハンドメイドな紹介
創業40年以上という長い歴史を持つ老舗の結婚相談所であり、現在はIBJグループの一員として安定した基盤を持っています。サンマリエが大切にしているのは、AIやデータだけに頼らない「人の手」による温かみのあるマッチングです。経験豊富なプロの仲人が、会員一人ひとりの性格や雰囲気を深く理解した上で、「あなたに合うのはこの人」とハンドメイドで紹介してくれるため、条件検索では埋もれてしまうような相性の良い相手と出会える可能性があります。また、「マリカレ」という婚活カレッジで、メイクやファッション、会話術などを学び放題なのも大きな魅力です。
パートナーエージェント:成婚率にこだわる論理的サポート
感覚的なアドバイスではなく、数値とデータに基づいた論理的な婚活を提案するのがパートナーエージェントです。活動の計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)というPDCAサイクルを回す独自のメソッドを導入しており、お見合いがうまくいかなかった場合も、その原因をコンシェルジュと分析し、次につなげるための具体的な改善策を提示してくれます。「なぜダメだったのか」を曖昧にせず、効率的に成婚というゴールを目指すスタイルは、仕事でも結果を出すことにこだわるビジネスパーソンから高い支持を得ています。
【データマッチング型】自分のペースでたくさんの人と出会いたい人へ
「仕事も忙しいし、自分の空いた時間に効率よく探したい」「過剰な干渉は苦手なので、困った時だけ相談できればいい」という方には、データマッチング型の相談所がおすすめです。豊富な会員データの中から、システムを使って自分で相手を見つけるスタイルは、主体的に動ける人にとって非常にコストパフォーマンスの高い選択となります。
ツヴァイ (Zwei):全国ネットワークと安心の法人会員制度
全国に50店舗以上という圧倒的なネットワークを持ち、地方在住の方でも活動しやすいのがツヴァイの強みです。現在はIBJグループの一員となったことで、ご紹介できる会員の母数が大幅に拡大しました。ツヴァイの大きな特徴の一つに「法人会員制度」があります。東証プライム上場企業や官公庁など、多くの大手企業が福利厚生として導入しており、身元のしっかりした安定した職業の会員が多く在籍しています。店舗での対面サポートとデータマッチングのバランスが良く、「大手の安心感」を重視する方に選ばれています。
オーネット (O-net):知名度抜群・独自の出会いスタイルが豊富
テレビCMなどでの知名度が抜群に高く、「結婚相談所といえばオーネット」と思い浮かべる方も多いでしょう。オーネットの魅力は、単なる条件検索だけでなく、多様な出会いのスタイルが用意されている点です。会員誌「イントロG」でのプロフィール紹介、支社の端末で写真を見ながら探せる「オーネットパス」、そしてもちろんデータマッチングと、自分に合った方法でアプローチが可能です。自分磨きオプションも充実していますが、基本的には「自分で選んで自分で動く」スタイルが中心となるため、コミュニケーション能力に自信があり、とにかく多くの人と出会ってみたいというバイタリティのある方に最適です。
【オンライン完結型】費用を抑えて手軽に始めたい人へ
「結婚相談所には興味があるけれど、初期費用で数十万円も払うのはハードルが高い」「店舗に行く時間が取れない」という方には、オンライン完結型の結婚相談所が救世主となります。マッチングアプリの手軽さと、結婚相談所の安全性をいいとこ取りした、現代的で合理的なサービスです。
スマリッジ / naco-do:来店不要・圧倒的なコスパ
スマリッジやnaco-do(ナコード)に代表されるオンライン完結型の最大の特徴は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。実店舗を持たないことで運営コストを極限まで削減しており、月会費は1万円前後、初期費用も一般的な相談所の数分の一程度に抑えられています。入会手続きから証明書の提出、お相手検索、お見合いの申し込みまで、すべてスマートフォン一つで完結するため、通勤時間や自宅でのリラックスタイムに婚活を進めることができます。「安かろう悪かろう」ではなく、独身証明書や収入証明書の提出が必須である点は店舗型と同じであるため、マッチングアプリのような既婚者や遊び目的のユーザーが紛れ込む心配がありません。まずは低リスクで相談所のシステムを試してみたい方や、アプリからのステップアップを考えている方に最適な選択肢です。
後悔しない結婚相談所の選び方!チェックすべき3つのポイント
各社のパンフレットやホームページを見ると、どこも魅力的な言葉が並んでいて目移りしてしまうものです。しかし、イメージや雰囲気だけで選んでしまうと、入会後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。契約書にサインをする前に、必ず確認しておかなければならない「数字」と「中身」があります。ここでは、比較検討する際に絶対に見落としてはいけない3つの重要ポイントを解説します。
「出会える人数(紹介数・申込数)」のカラクリを確認する
多くの人が「会員数」の多さに目を奪われがちですが、実務的に最も重要なのは「会員数」ではなく「1ヶ月にアプローチできる人数」です。例えば、会員数が何万人いても、自分が1ヶ月に申し込みできる枠が「5名」しかなければ、出会いのチャンスは極端に制限されてしまいます。逆に、会員数がそこそこでも、申し込み枠が「50名」「200名」と多ければ、それだけ多くの異性にアプローチでき、お見合いが成立する確率は飛躍的に高まります。また、相談所側から提案される「紹介人数」と、自分で検索して申し込める「申し込み人数」は別枠であることが多いため、その内訳と上限数を必ず確認し、自分の活動量に見合ったプランであるかを見極めることが大切です。
料金の内訳(初期費用・月会費・成婚料)とトータルコスト
結婚相談所の料金体系は会社によって大きく異なりますが、見るべきは「初期費用」の安さだけではありません。「初期費用」「月会費」「お見合い料」「成婚料」のすべてを合算したトータルコストで判断する必要があります。例えば、初期費用が安くても月会費やお見合い料が高額であれば、活動が長引くほど負担が重くなります。逆に、成婚料が高い相談所は一見割高に見えますが、それは「結果が出なければ報酬をもらわない」という成果報酬型の現れでもあり、カウンセラーが成婚に向けて本気でサポートしてくれる動機付けにもなります。自分が「半年で成婚する」と仮定した場合と「1年かかった」場合、それぞれ総額いくらかかるのかをシミュレーションしてから入会を決めましょう。
カウンセラーとの相性・サポートの範囲(放置されないか?)
システムや料金と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが、担当カウンセラーとの相性です。どんなに評判の良い相談所でも、担当者と馬が合わなければ活動は苦痛になってしまいます。また、「サポート」という言葉の定義も確認が必要です。自分から相談しない限り連絡が来ない「受け身のサポート」なのか、定期的な面談やLINEでの声かけがある「能動的なサポート」なのかによって、婚活の進めやすさは天と地ほど変わります。無料相談の際には、担当者が自分の話を親身に聞いてくれるか、価値観を押し付けてこないか、レスポンスは早いかといった点を厳しくチェックし、「この人と一緒なら頑張れそうだ」と思えるパートナーを選ぶことが成功への鍵です。
まとめ:まずは「無料相談」で実際の雰囲気を確かめよう
ここまで様々な結婚相談所のタイプや選び方をご紹介してきましたが、インターネット上の情報や口コミだけで、自分に完璧に合う一社を決め切ることは不可能です。なぜなら、店舗の雰囲気やカウンセラーとの相性といった感覚的な部分は、実際に足を運んで肌で感じてみないことには分からないからです。
多くの結婚相談所では、入会前に無料のカウンセリング(相談会)を実施しています。これは無理な勧誘をされる場ではなく、あなたの婚活の悩みを聞いてもらい、実際の検索システムの画面を見せてもらったり、具体的な活動プランをシミュレーションしたりするための貴重な機会です。まずは気になった2〜3社の無料相談に行ってみて、「ここなら信頼できそうだ」「担当者と話しやすい」と直感的に思える場所を探してみてください。頭の中で悩んでいる時間を、行動する時間に変えること。それが、あなたの理想のパートナーと巡り会うための、最初にして最大のステップです。

MUSUBI MEDIA編集部は、結婚相談所やマッチングアプリを中心に、出会いと結婚に関する情報を調査・整理する編集チームです。結婚相談所・マッチングアプリ、キャリア支援の専門家が情報の精査を行っています。迷いや不安が生まれやすい分野だからこそ、自分に合う道を選択するための指針になることを目指しています。





