「バツイチの男は再婚が難しいと聞くが、本当なのか」
「離婚歴を背負って、もう一度婚活をやり直せるのか」
先に結論をお伝えします。バツイチ男性の再婚は「珍しいこと」ではまったくありません。国の統計では、結婚する夫のおよそ5〜6人に1人が再婚です。一方で、初婚のときと同じ感覚で婚活すると苦戦しやすいのも事実です。この記事では、再婚の実態をデータで確認した上で、再婚できるバツイチ男性の特徴と、婚活のやり直し方を解説します。
データで見る:結婚する夫の17.9%は再婚
厚生労働省の人口動態統計によると、令和6年(2024年)の婚姻件数は48万5,092組。そのうち再婚者の占める割合は次の通りです。
| 夫が再婚(全婚姻に占める割合) | 17.9% |
|---|---|
| 妻が再婚(全婚姻に占める割合) | 15.6% |
単純計算で、1年間におよそ8万組を超える夫婦で夫が再婚ということになります。同じ年の離婚件数は18万5,904組ですから、離婚も再婚も、統計の上ではありふれた出来事です。「バツイチの男はもう相手にされない」という思い込みは、まずこの数字で訂正しておきましょう。
バツイチ男性の再婚が難しいと言われる3つの理由
それでも「難しい」と言われるのには、相応の理由があります。目をそらさずに確認しておきます。
離婚理由を警戒される
相手の女性が最初に気にするのは「なぜ離婚したのか」です。不倫・借金・モラハラといった原因を疑われるのは避けられず、性格の不一致という説明でも「同じことが繰り返されないか」を見られます。ここで曖昧にごまかすほど警戒は強まります。
子ども・養育費という条件が重なる
前の結婚に子どもがいる場合、養育費の支払いや面会交流は再婚後も続きます。相手にとっては家計と生活設計に直結する条件のため、独身時代のような「気持ちだけの勝負」にはなりません。
初婚の相手と比べられる場面がある
家事の仕方や記念日の過ごし方など、ふとした場面で「前の結婚ではどうだったのか」が意識されます。本人に悪気がなくても、前妻の話を無神経に出す男性は敬遠されます。
結婚相談所のデータで見る再婚者の婚活
では、実際に婚活の場で再婚者はどう戦えているのか。日本結婚相談所連盟(IBJ)の「成婚白書2024」には、次のデータがあります。
- 婚歴別の成婚率は、男女とも初婚が最も高く、再婚は約5ポイント低いにとどまる
- 成婚した再婚者は、初婚者と比べて交際日数が20日程度短く、活動期間も約1ヶ月短い
不利はゼロではないものの、その差は「約5ポイント」です。しかも成婚する再婚者は初婚者より短期間で相手を決めています。結婚生活の経験がある分、自分に合う相手の見極めが早いためと分析されており、婚歴は使い方次第で判断力という武器になります。IBJの結婚みらい研究所の再婚者の分析でも、再婚女性の成婚相手は初婚男性が47.2%、再婚男性が47.5%とほぼ半々で、婚歴の組み合わせは成婚の壁になっていないことが分かります。
再婚できるバツイチ男性の特徴
- 離婚理由を自分の言葉で説明できる:相手を責める説明ではなく、「自分に何が足りなかったか、次はどうするか」まで話せる人は信頼されます。
- 生活が自立している:家事が一通りできて家計の管理が明瞭なことは、結婚生活の経験者だからこそ示せる強みです。
- 前妻の悪口を言わない:過去の結婚の話題を最小限にとどめ、聞かれたときだけ淡々と答える姿勢が安心感につながります。
- 相手の条件を広く設定する:初婚・再婚を問わず相手を探すことで対象は大きく広がります。再婚同士は境遇への理解が早いという利点もあります。
バツイチ男性の婚活のやり直し方
再婚の婚活で最初に決めるべきは、婚歴を開示した状態で始められる場を選ぶことです。職場や友人の紹介では「いつバツイチだと打ち明けるか」が重荷になり、マッチングアプリでは婚歴を明かすタイミングで関係が途切れがちです。
結婚相談所は、婚歴・子どもの有無・年収をプロフィールで開示した上で活動する仕組みのため、「打ち明ける気まずさ」が構造的に存在しません。お見合いを申し込んでくる相手は、バツイチであることを知った上で会いに来る人だけです。離婚理由の伝え方や、養育費がある場合の活動設計は、仲人に無料相談の段階から相談できます。
よくある質問
子持ちのバツイチ男性でも再婚できますか?
子どもがいる場合も再婚は可能ですが、子どもなしの場合より時間がかかる傾向はあります。養育費や面会交流は相手の生活設計に直結するため、金額や頻度を隠さず開示し、その条件を受け入れてくれる相手を探す進め方が結局は早道になります。結婚相談所ならプロフィール段階で子どもの有無を開示できるので、条件を了承した相手とだけ会えます。
離婚理由はどこまで正直に話すべきですか?
聞かれたことには正直に、ただし前の相手への非難を混ぜずに話すのが基本です。離婚理由の説明で見られているのは過去の事実そのものより、失敗を消化して次に活かせる人かどうかだからです。「性格の不一致」で止めず、すれ違いの中身と自分の反省点まで一言添えると、誠実さが伝わります。
バツイチだと結婚相談所への入会を断られませんか?
離婚が成立していれば、婚歴を理由に入会を断る相談所はほぼありません。実際にIBJの成婚白書には再婚者の成婚データが毎年掲載されており、再婚目的の会員は活動者の一定割合を占めています。ただし離婚協議中・別居中は入会できないため、婚活の再開は離婚成立後になります。
まとめ:バツイチ男性の再婚は「開示して選ばれる」戦い方で決まる
結婚する夫の17.9%が再婚という統計が示す通り、バツイチからの再婚はありふれた選択です。相談所のデータでも、再婚者の成婚率は初婚との差が約5ポイントにとどまり、成婚までの期間はむしろ短いという結果が出ています。
難しくしているのは婚歴そのものではなく、離婚理由をごまかす態度や、婚歴を隠したまま始めて後から打ち明ける進め方です。最初から開示して、その上で選んでくれる相手とだけ会う。この方針に切り替えることが、再婚への一番の近道です。相談所選びは結婚相談所のおすすめ比較ランキングも参考にしてください。
※記事内の統計データについて
本記事で紹介している婚姻・再婚のデータは、以下の調査に基づいています。

結びメディア編集部は、結婚相談所やマッチングアプリを中心に、出会いと結婚に関する情報を調査・整理する編集チームです。結婚相談所・マッチングアプリ、キャリア支援の専門家が情報の精査を行っています。迷いや不安が生まれやすい分野だからこそ、自分に合う道を選択するための指針になることを目指しています。

